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話題の保活アプリ5選! レビューと3つの個人的提案

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私が保活講座を始めた5年前にはなかった「保活アプリ」。

位置情報から周辺の保育園が認可/認証/認可外など種類別に一瞬で探せたり、口コミ情報を共有したり…。多彩な機能を持ったアプリが近年登場しています。いや~隔世の感あり! 令和ってすごい!

というわけで、それぞれのアプリをダウンロードしてレビューしてみました。当方Androidのため、iOS専用のアプリが使えないのが残念ですが…。経験者&当事者&専門家目線で、それぞれの特長や生かし方をご紹介します。

アプリレビュー① 保活なび

リリース: 2019年9月23日
DL実績:50回以上 (Google play より/2020.5.4現在)

App Store スクリーンショット

App storehttps://apps.apple.com/jp/app/id1479691962?l=ja
Google playhttps://play.google.com/store/apps/details?id=com.wd_valley.hokatsu&hl=ja

地図から保育園・口コミが探せるアプリ

地図上に保育園の口コミ情報がマッピングされ、口コミ・ランキングが読める。 仲間とつながることができて、お互いの口コミを共有できる。 気になるレビュワーの口コミ更新をキャッチできる…などなど、機能満載。会員登録をすると口コミ投稿、Q&Aコーナーの利用ができるようになります。自宅から2km以内など、距離指定での検索ができるのが便利!

神奈川県(横浜、厚木、小田原など)や東京城南地区がメイン?

横浜市の情報が特に厚いので、横浜市の保活の特殊性がよくわかります。また、運営会社さんが横浜の会社なので、川崎や厚木など神奈川で保活をする人には特に勉強になると思われます。さらに、保活コラムがおもしろい! いろんな方の保活体験談が載っていますが、なかなか出会えない生きた情報の宝庫です。地域性の違いがよくわかるし「そうそう、保活ってやつは、こういうローカルルールに振り回されるんだよねえ」というのがよくわかります!

保活の基礎情報もコンパクトでわかりやすい!

ややこしーい保活の基礎知識が、とってもコンパクトにまとまっています。平易な言葉づかいで読みやすいのも◎。

更新がアクティブ!「動いてる感」がうれしい

GW中も頻繁に保活体験談やコラムが更新されていて、スマホのアプリ通知に届くのが嬉しい。現在、コロナウイルスの影響で一切の動きが封じられている保活世帯にとっては、ちょっとした情報のアップデート通知でも「前に進んでいる感じ」が得られる。ありがたいなぁ。こういうコミュニティ系アプリは、本当に、運営者が手間暇をかけて育てていくのが大事。「箱だけ作っておけば勝手に育っていくもの」ではないことを痛感させられますね。

保活なび:まとめ

特に横浜、神奈川周辺地域の人におすすめ! ですが、保活体験談は地域を問わず、都市部で保活をする人にとって参考になるもの多数です。情報系アプリっていったん落として終わり、になりがちだけど、情報更新がアクティブなのも嬉しい。コロナの影響で動けずジリジリしている人も、焦りの解消になるはず!

アプリレビュー② 保育園見学+(プラス)

リリース: 2017年7月23日
DL実績:1000以上 (Google play より/2020.5.4現在)

Google Play スクリーンショット

Google Play: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.hayakawa.nurserytourplus
(Androidのみ対応)

保育園見学に特化した単機能アプリ

「働くママ プラス」というWEBメディアで人気のコンテンツ「保育園見学ポイント・チェックリスト」のアプリ版。まさにリスト形式で、保育園見学時にチェックすべきポイントを、パッパッと手軽に入力できるすぐれものです。便利すぎる。感動!! 

手書きよりも素早くメモできて、聞き漏らしを防止できるのがすばらしいです。プリントアウトするタイプの紙のチェックリストはいろんなメディアから発表されていますが、赤ちゃんを抱っこしての見学はやっぱり、スマホでポチポチと打ち込めるのがラクですよね! 

リストの元記事はコチラ⇒働くママ プラス「保育園見学ポイント」 https://hatarakumamaplus.com/kids/hoiku5.html

かゆいところに手が届く、細かいチェック項目!

おそらく現役の保育園ママ複数人によって運営されている「働くママプラス」。チェックリストの項目も、働くママ目線ど真ん中! スタッフの皆さんの叡智が結集されているといっても過言ではありません。

こんな感じで入力していきます
押さえておくべき項目が全部網羅されてる! すごいー!

自由記入欄もけっこうあるので、見学時の印象や気になったこともメモしておけます。ありがたやありがたや。

WEBメディア発の豊富な情報も読みごたえ抜群!

「働くママプラス」は、その名の通り、働くママに向けたコンテンツを提供しているWEBメディアです。というわけで、アプリから連動して読める情報コンテンツも豊富! 読み応えがあります。

保育園見学+:まとめ

ママ目線の細やかなチェック項目がとにかくすばらしい。サクサク動く使用感も◎。見学時のメモツールとしては完璧です! 保活講座でも積極的におすすめしていきたいですね。あとはiOS版が出たら、助かるママ、多いんじゃないかなぁ…(ぽつり)。

アプリレビュー③ ほいみん

リリース: 2018年11月22日
DL実績:100回以上 (Google play より/2020.5.4現在)

Google playスクリーンショット

Google Play: https://play.google.com/store/apps/details?id=tv.mrym.android.nursery&hl=ja

令和元年度以降の更新がない? ちょっと残念…

起点位置の周囲に位置する、認可・認可外保育園が地図で一覧で見られます。が、どうやら平成30年度で更新がストップしている…? 平成31年度(令和元年度)以降の新規開設の保育園情報が網羅されていないため、このアプリを頼りに保育園検索をすると、せっかくの新規園を見逃してしまう恐れが…。

お子さん誕生に合わせて趣味で作ってみたアプリ…?

制作者のブログによると

ちょうど子供が産まれた事と、保活の大変さは良く聞いていた事、保育園情報の検索アプリがあまり無いように見られた事などもあり、だったら自分で作ってみようと思い作りました。

とのこと。というわけで、「保育園を強調表示する地図アプリ」としては使えそうですが、最新の情報が網羅されていないのをお忘れなく!

ほいみん:まとめ

マイページを見ている限り、情報が更新されている様子がないのが残念。また、新設の保育園も網羅されていないようです。今後育っていくの…か…な?

アプリ紹介① 『きっと』

リリース:2016年
DL実績:不明 (App Storeは非公開?)

App Store スクリーンショット

※iOSのみなので実際にダウンロードして扱ってみるというレビューはできません。リリースから読み取った情報をもとに分析&紹介してみます!

23区を始め首都圏の広域をカバー

2016年リリースですが、その後もコツコツと改修作業が続けられているところがすばらしい。保活支援ってどうしても、リアル保活世代でなくなるとモチベーションを失ってしまうものなのですが、東京23区から調布市、武蔵野市、西東京市、小金井市、国分寺市、三鷹市、八王子市、横浜市、川崎市、大阪市、埼玉県と、対応エリアを着々と増やしておられます。尊敬!!

希望順に合わせて保育園の並び替えができる!

これ、制作者さんがほんとに保活で苦労されたんだろうなぁ…というのが本当によくわかる機能です。保活の何が大変かって、8割がたは「希望順」をどう決めるか、という部分なんですよね。

自治体によっては「第二希望より第一希望を優先」みたいなエグイ選考方式を採用しているところもあって(かつての大田区など ←2019年度に廃止になりました)、希望順をどう書くかでけっこう運命が決まってしまう、みたいな地域もそこそこあります。

こちらのアプリ『きっと』は、おそらく指先一つで希望順をスッスッと並べ替えできるのでしょう。我が家も保育園の名前を書いた紙きれ(トランプ大)を何枚も並べて優先順を決めたものですが(笑)、それと同じことがこのアプリ上でできるんだろうなぁと推測しています。べ、便利だ!

開発者による保活コラムが充実!

保活の基礎やハマりやすいトラップなどなど、保活にまつわる情報がわかりやすく、楽しく、網羅されています。「保活のめんどくささ=情報が一元化&視覚化されていない!」という本質にいちはやく気づき、後進の保護者のために熱心な情報提供をされています。すばらしい!

『きっと』:まとめ

開発者さんのサイト「 東京保活 」を読むとよくわかるんですが、とにかく、保活への熱い想いが伝わってきます。2019年10月、つまり現時点での最新情報を広域に対応しながら網羅されるなど、プロジェクトをコツコツ進めているところも尊敬します。
おそらくだけど、保育園入園資料(紙)を見て「なんちゅうわかりにくさやぁぁぁ!」とビックリしたことが、アプリの開発につながったんだろうなぁ。私も同じ思いで保活講座を立ち上げました(と、勝手に共感)。ぜひ今後は、Android対応もお願いします!!

アプリ紹介② 『Fiika』(フィーカ)

リリース:2020年5月
DL実績:不明 (App Storeは非公開?)

※iOSのみなので実際にダウンロードして扱ってみるというレビューはできません。リリースから、いろいろと情報を読み取って分析&紹介してみます!

「ママ友アプリ」に保活支援機能を増強!

「近所のママ友が探せる 保活中ママやワーママに会える!」がウリのアプリ 「Fiika」(フィーカ)。ご近所のママ友とつながれるので、コロナウイルスの影響で出歩けない中、誰かと情報交換をしたい!!という人に嬉しいアプリです。そして2020年5月中旬から、 保活をする上で必要不可欠ともいえる!?「保育園見学日程」や「訪問時メモ機能」を追加リリースするようです。

ママ友アプリに保活の機能を乗っける、という考え方が、そもそもユニークです。そして保活を知ってるなぁ、という感じ。保活はぶっちゃけ系の口コミ情報をどれだけ集められるかで、ずいぶんストレスと難易度が違います。「保活ありき」ではなく、まずは友達というつながりを支援し、そこにさりげなく保活の機能がのっかっているというのは、育休中のママの実態をよく知っているなぁ、と感服しました。

保育園サーチ機能が、なんかスゴそう!

GPSを利用して周辺の保育園を探せる「保育園サーチ」機能。サイトの情報によると、保育園の種類(認可、認証A、B、認定こども園、保育ママ、認可外保育園など)が詳細にわかるほか、なぜかやたら探しにくい企業主導型保育園も探せたり、公立か私立か、園児数や保育時間もわかる、とのことです。ええーー! それはマジですごい!

Fiica:まとめ

ご近所に住むママ友のマッチング&保活情報の共有という、なかなか斬新な切り口のアプリ。現在は東京23区に絞ったサービスだけど、順次サービス地域を広げていくそうです。もしかしたら、育休ママの新しいインフラになったりして!? 「coming soon」となっているAndroid版のリリースが楽しみすぎる!

飯田の勝手な提案 保活アプリに欲しい3つの機能

ここからは、5年間保活講座を開催してきた保活ライターとして、保活アプリにあったらいいなーと感じている機能を、勝手に書き散らかしてみます(笑)。

提案①:パートナーとの情報共有機能

保活講座の最後にいつも、メッセージとして必ずお伝えしていることがあります。それは、保活は夫婦で!を原則にしてほしいということ。

育休中だからということで、平日動ける女性のほうがどうしても保活をメインで抱えてしまいがちなんですけど、保育園は女性の、でなく、家庭のインフラですけんね。男性も当たり前のように参加すべきというか、参加してこそやっと当事者意識をもてるというか。むしろ、保活のような比較検討系の作業を得意とする男性って、けっこう多いのでは…?と思うわけです。

そこで、シェア機能ですよ。

例えば、夫婦で同じアプリをダウンロードしておき、共有アカウントが付与されれば、どちらかが保育園の見学に行って情報を入力した時点で、即時に共有できますよね。そしたら、通勤中とかの隙間時間に保活の情報を共有できる。

これによって「昼間に大変な思いをしてゲットしてきた情報を、(夜間授乳で眠い中)夜中に起きてパートナーにもう一度伝えるというめんどくささ!!」← を回避することができるんじゃないかなと、思うわけです。

これまで保活講座では、夫婦の情報共有の手段として、GoogleドキュメントやGoogle mapの「マイマップ機能」を活用することをおすすめしていました。ただこれ、リテラシーがある程度高くないと、けっこうムズイ。

その点、保活アプリはダウンロードするだけで、地図上で一瞬にして保育園情報を一元化できるものがほとんどなので、ここに「夫婦でシェアする」という視点が加われば、無敵なのではないかと思うわけです。

提案②:地域の子育て支援スポットを網羅する

私、2015年から3年ほど、民間の子育て支援サロン「ほっこりーの」という場所でライターのかたわら、子育て支援活動をしておりました

そのときに感じたのが、保活中は「不安」を分け合う仲間が欲しいということ。

保活情報を共有するだけでなく、「すぐに復帰するのがさみしい」とか「赤ちゃんは可愛いけど育児がキツすぎて正直しんどい!」みたいな、保活に直接関係あるようでないようなことも、誰かと喋ることでホッと肩の荷が下りていくことって、あります。

また、子育て支援施設には、第2子、第3子を出産したベテランママもけっこう来ていたりするので、ものすごく有用な情報をゲットできる可能性も少なくないです。

ぜひぜひ児童館や子育て支援施設情報も、保育園とは別の形で網羅してみてはどうでしょうか。口コミ情報の投稿を促すより、ある意味手っ取り早いかもしれません。

提案③:保育園情報だけでなく自分の個人情報をメモする機能

見学に行った保育園の情報はもちろん大事なんですが、自分自身の情報とビジョンを棚卸しするチェックリストも保活には必要なんじゃないのかなーと、保活講座を長年やっていてしばしば感じます。

例えば、自分の世帯の選考指数は何点なのか、世帯収入はいくらか、など、選考にダイレクトに関わってくる条件をメモしておく機能ですね。意外とどっかしらに書いたまま忘れてしまったり、漠然とした数字しか把握できていなかったりするので、そういうものをもれなく書きとめて、なおかつ鍵をかけておける機能があればいいんじゃないかと。

あと、入園後はどのように働きたいか、会社の制度にどんな有効なものがあるか、転職活動をするならどんな条件が望ましいか、などなど「アフター保活」の自分について整理できるチェックリストも、欲しいなと常々思っています。

保活当事者の「どげんかせんといかん!」という危機感が、アプリを生みだしている

「自宅周辺の保育園がまとまってなく探すのが面倒」「自宅から何分なのか知りたい」そんなイライラを解決するアプリをつくりました。アプリ名をなぜこの名前にしたかというと、きっとうまくいく、そんな世界を目指しているからです。

保活をラクにするアプリ『きっと』 | 東京保活 https://no-waiting.tokyo/app/

保活のアプリ、まだまだ数は多くありませんが、今回レビュー&リサーチをしてみて、どのアプリにも制作者の想いやストーリーがつまっていることがわかりました。

保活講座でも積極的にオススメしていきたいと思います!! 最後になりましたが、制作者の皆さま、勝手にレビューしちゃってごめんなさい!

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